セディナカードローンを利用するお金の借り方
セディナカードローンとは、信販会社「株式会社セディナ」のキャッシング商品のことです。カードローンと言えば、銀行や消費者金融での個人のお金の借り方として思い浮かべる方が多いと思います。銀行では三菱UFJ銀行のバンクイックや三井住友銀行カードローンなどが人気ですし、消費者金融では大手のプロミスやアコム、SMBCモビット、アイフル、レイクALSAなどが有名ですよね。
セディナカードローンだけでなく、クレジットカードを発行している信販会社のカードローンは、他にもいくつかあります。
セディナカードローン以外の信販系カードローン
- 三井住友カード(ゴールドローン)
- オリックスクレジット(VIPローンカード)
- オリコ カードローン(CREST)
- 三菱UFJニコス(ローンカード)
- JCB(firstloan+)
- クレディセゾン(MONEY CARD)
信販会社が発行しているクレジットカードとカードローンの機能の違いと言えば、ショッピング枠の有無ということになります。クレジットカードのキャッシング枠とカードローンは同じ性格のサービスということになるでしょう。
言い方を変えるならば、信販系のカードローンは、ショッピング枠のないクレジットカードのようなものと言えます。もっとも、キャッシング枠しかないクレジットカードは存在しないため、信販会社からキャッシングだけ利用したい時には、カードローンを利用するお金の借り方がおすすめとなるのです。
信販系カードローンの1つである、セディナカードローンには通常のブルーのカードの他にも、女性に嬉しいハローキティ―のデザインカードも用意されています。お好みで2つのデザインからカードが選べるセディナカードローンですが、お金の借り方についてはどのようになっているのでしょうか。
セディナカードローンの利用条件
- 利用対象者:20歳以上(学生を除く)64歳以下で電話連絡が可能な一定の収入がある方(パート・アルバイトもOK)
- 利用限度額:1万円〜200万円(新規申し込みは上限50万円まで)
- 金利(実質年率):18.0%(上限)
- 遅延損害金(年率):20.0%
- 返済方法:翌月1回払い、残高スライド定額リボルビング払い、毎月27日返済期日
- 返済期間(回数):最終借入日から最長8年2カ月(1回〜98回)
- 担保・保証人:不要
- 年会費:無料
セディナカードローンは学生や19歳以下の未成年だと利用できない
セディナカードローンを利用できるのは、20歳以上64歳以下の安定した収入がある人です。19歳以下の未成年は利用不可であり、学生についてもセディナでのお金の借り方は用意されていません。
セディナカードローンは20歳以上で学生以外の方ならば、正社員や公務員ではなくパート・アルバイトであっても、毎月一定の収入があれば利用可能ということになります。
ただし、電話連絡が可能な人という利用条件もあるため、申込み後の確認電話に出ることができないと審査で不利になってしまうかも知れません。
利用限度額は最大200万円、大手消費者金融ほど多くは借りれない!
セディナカードローンの利用限度額は200万円が上限となっています。新規申し込みでは50万円までしかお金が借りれないことになっているため、500万円〜800万円が限度額となっている大手消費者金融のお金の借り方と比較すると、便利さで劣ると言えるでしょう。
利用限度額の最低金額は1万円以上となっていますが、インターネットや電話での利用の場合には3万円以上となります。例えば2万円借りたい時には、ネットや電話でのキャッシングだと必要以上の金額を借りることになるのです。全国の提携ATMやCDを利用してカードで借入れする方が、借り過ぎを防止するためにもおすすめとなります。
信販系カードローンは総量規制の対象となっている
セディナカードローンなどの信販系カードローンは、消費者金融と同じに総量規制の対象となっているため、年収の3分の1以内しかお金を借りることができません。セディナカードローンの利用限度額は200万円と大手よりも少なくなっていますが、実際にはその3倍となる600万円の年収が必要です。
平成28年の給与所得者の平均年収は422万円ということなので(参考:国税庁「平成28年分民間給与実態統計調査結果について」)、大手消費者金融より少な目となっているセディナカードローンの利用限度額200万円であっても、実際に借りれる人は非常に少ないことになるのです。
新規申し込みの際に上限となっている50万円を借りるには、150万円の年収が必要になります。旦那さんの扶養の範囲でパートやアルバイトをしている主婦の方は、103万円の壁を超えないように働いていると思いますので、最大で34万円までしか借入れができません。
セディナカードローンの金利は大手消費者金融と同じ水準
セディナカードローンの金利は年率で18.0%(上限)となっています。大手消費者金融のアコムやアイフルなどの上限金利と同じであるため、どちらを利用しても利息の金額に違いが出ないことになるのです。信販系カードローンには、比較的低金利になっている商品もありますが、金利が安くなるほど審査基準も厳しくなると思っていた方が良いでしょう。
セディナカードローンの場合は、消費者金融と同レベルの審査基準ということになるかも知れません。低金利のカードローンでのお金の借り方が希望の場合には銀行のカードローンの利用がおすすめですが、審査基準が厳しくなることは避けられないでしょう。
7日間無利息キャッシング(ゼロプラン)が用意されている
大手消費者金融のサービスとして人気の無利息サービスですが、セディナカードローンでも利用可能になっています。ただし、7日間無利息キャッシング(ゼロプラン)では無利息期間が7日間のみであるため、人気キャッシングサービスの30日間よりも大幅に短くなっています。
無利息期間の利用は、新規契約から30日間以内の利用で初回の借入日を含む7日間となっています。借入れの日から8日目になると利息が発生する仕組みになっているため、借りたお金を短期間で返済できる方におすすめのサービスと言えるでしょう。(参考:セディナカードローン「7日間無利息キャッシング(ゼロプラン)」)
セディナカードローンの申し込みからカード発送までの流れ
消費者金融のカードローンのようなお金の借り方が可能なセディナカードローンの申し込みは、インターネットから申し込みフォームに必要な項目を入力することから始まります。審査結果の連絡は最短30分と大手のキャッシングサービス並みのスピード審査になっているのです。
審査に通ることができれば、セディナカードローンの専用カードが発送されます。カードと同封の必要書類を返送すれば手続完了という流れになるのです。
セディナカードローンの申し込みの流れ
- インターネットで申し込みフォームに必要な項目を入力
- 審査(最短30分で審査結果の連絡)
- カードの発送(本人限定受取郵便)
- 必要書類の返送(カードに同封されている書類の返送)
セディナカードローンは最短即日スピード発送
セディナカードローンのカード発行については、12時までに審査が完了すれば最短即日でスピード発送されます(12時以降は翌日以降の発送)。ただし、カードが直接自宅の住所に届く訳ではなく、初めに郵便局から「本人限定受取郵便(特定事項伝達型)」の通知書が届きます。
通知書の受取り後、案内に従い自宅と郵便窓口のどちらかの場所でカードを受取ることになるのです(参考:郵便局「本人限定受取」)。カードを受取った後は、全国の銀行やコンビニなどにある提携ATM・CDで借り入れが可能になる他、電話やホームページの会員専用サービスメニューからもキャッシングが利用できます。
親バレや家族バレも安心!本人限定受取郵便が利用できるメリット
本人限定受取郵便でカードを受取ることにはメリットがあります。特に安心なのが、いきなり自宅に簡易書留でカードが送られて来る心配がないことです。郵便局から届く通知には、封筒にカードの本人限定受取に関する文字の記載もないため、封書が届いただけでカードローンの利用が家族バレや親バレする心配は少ないでしょう。
カードローンを利用して親バレしないお金の借り方をしたいのであれば、大手消費者金融以外にもセディナカードローンを候補に入れると良いかも知れません。
カードの配達には、自宅に自分だけがいる時間帯を指定することもできますし、自宅にカードが届くと借金が親にバレるかも知れないなどの心配がある場合には、郵便局でカードを受取ることも可能です。カードの受取りには運転免許証などの本人確認書類が必要となります。
カードがスピード発送されても手元に届くのは早くて1週間後
セディナカードローンの専用カードは本人限定受取郵便により届く仕組みになっているため、カードが即日発送されても実際に手元に届くのは1週間〜10日間後と思っていた方が良いでしょう。
プロミスやアコムなど大手消費者金融であれば、自動契約機が店舗内に設置されていますので、来店することができれば即日カード発行も可能です。一旦カードが発行されてしまえば、どちらも同じくらい便利にカードローンを利用することができますが、カード発行までの最短時間は消費者金融の方が圧倒的に早くなっているのです。
カード到着前に利用できる振り込みキャッシングサービス
セディナカードローンの専用カードは手元に届くまでに一定の時間がかかるため、即日融資ではお金を借りれないと思うことでしょう。実は、セディナではカード到着前に振込みキャッシングサービスを利用するお金の借り方も用意されているのです。
カードローンの申し込みフォームには、カード到着前の振込キャッシングについて希望を聞く項目が用意されています。「希望有り」を選択しておけば、審査に通った際にセディナから振り込みについての案内があり、指定の口座に即日振り込みをしてもらえる場合もあるようです。
ただし、カードの到着前に振込みキャッシングサービスを利用したい場合には、注意点があります。申し込みの際に「インターネット口座振替申込受付サービス」の手続きを済ませてしまうと、カード到着前の振込キャッシングサービスが利用できなくなるそうなので、ご注意ください。
即日振込の受付時間帯についてセディナのHPでは詳しく説明がされていませんが、平日11時までの申し込みなら即日振込み可能という口コミもあります(参考:やさしいお金の借り方ガイド「セディナ」)。詳しくはセディナのアンサーセンター(電話番号:03-5638-3211)に問い合わせしてみると良いでしょう。
セディナカードローンから借りたお金の返し方は2通りある
セディナカードローンの返済方法は、翌月1回払いと残高スライド定額リボルビング払いの2通りがあり、どちらも返済期日は27日となっています。クレジットカードのショッピング枠であれば、翌月1回払いだと金利(手数料)は0円ですが、キャッシング枠の利用では借入日数に応じた金利が発生します。
信販系のセディナカードローンの場合も同様に、翌月1回払いであっても元金に年利18.0%(最大)をかけた金額に対して、借りている日数分の利息を支払う必要があるのです。例えば、15万円を30日間借りた場合には翌月1回払いだと「15万円×18.0%÷365日×30日」という計算式になり、利息は2,219円となります。
15万円をリボ払いする場合の毎月の返済額は通常で1万円となり、完済までに22回の返済が必要です。支払う利息の合計額は23,932円となるため、翌月1回払いよりも2万円以上多い利息が発生することになります。ただし、セディナカードローンには7日間無利息キャッシングサービスがあるので、新規契約での借り入れならば、利息の総額は7日間の利息を差し引いた金額となるのです。
リボ払いの返済金額には2つのコースがある
セディナカードローンで借りたお金をリボ払いで返済する場合には、通常は短期コースでの返済金額で支払いをしていくことになります。ただし、セディナに申し出をして認められれば長期コースでの返済も可能です。
セディナカードローンから1万円〜50万円借りた場合の返済金額
- 短期コースでの毎月の返済金額:5,000円〜25,000円
- 長期コースでの毎月の返済金額:3,000円〜15,000円
毎月の返済金額は借入金額により、段階的に増えていきます。例えば借入金額が5万円以下の場合、短期コースでは毎月5,000円が返済額となりますが、長期コースでは毎月3,000円となるのです。借入金額が40万円超〜50万円の場合であれば、短期コースでは毎月25,000円、長期コースでは15,000円の用意が毎月必要になります。