プランネルを利用するお金の借り方
大手ではなく中小規模の消費者金融にはプランネルという会社もあるのです。キャッシング会社としてはこの名前を一度も聞いたことがないという方は多いと思いますが、テレビショッピングやカタログ販売の「日本文化センター」(日本文化センター公式HP)という名前ならば誰もが知っていると言って良いのではないでしょうか。
消費者金融のプランネルは、この日本文化センターのグループ企業であり、1984年9月に設立されて以来30年を超える歴史のあるキャッシングサービスなので安心して利用できることでしょう。(プランネル会社概要)
所在地は東京都千代田区となっていますが、この他には店舗などを置いている所はありません。また、プランネルからのお金の借り方としては、「プランネルフリーローン100」という商品のみの利用となっています。
プランネルフリーローン100のお金の借り方とは?
プランネルの融資商品であるフリーローン100は、交際費用や医療費、旅行の代金、家のリフォームなど幅広い利用が可能となっています。
その他の内容は以下の通りです。
- 利用可能額:10万円〜100万円
- 利用できる年齢:20歳〜85歳までの安定した収入と返済能力のある方
- 金利:18.0%(100万円のみ15.0%)
- 返済方式:元利均等分割返済(最長6年・72回払い)
- 返済方法:振り込み・口座振替
- 必要書類:運転免許証などの本人を確認できる書類(借り入れの総額により年収を確認できる書類が必要)
プランネルは最高100万円まで利用可能
プランネルで利用できる商品はフリーローンのみであり、利用限度額の範囲内で何度でもキャッシングできるカードローン(参考:アコム「カードローン」)のような手軽さはありませんが、商品名の通りに最高100万円までの借入れが可能になっています。
プランネルは最低でも10万円の借り入れが可能となっているため、次の給料や年金が入るまでに足りる金額と言えるかも知れませんね。特に高齢の方はインターネットショッピングよりもテレビショッピングで買い物をする方が多いと思います。
特に日頃から日本文化センターで買い物をしている方であれば、プランネルなら安心・安全なお金の借り方ができると思うのではないでしょうか。
プランネルは最高85歳まで利用可能
プランネルは、他のどのキャッシング会社よりも高齢となる85歳までの方の申し込みに対応しています。大手の消費者金融では軒並み20歳〜65歳以下の方を融資対象としていることを考えると、利用できる方の幅は非常に広いと言えるでしょう。
利用には安定した収入があり、返済能力を持ち合わせていることが必要ですが、年金収入でも充分に利用可能と言えるでしょう。
ただし、高齢であり返済手段が年金のみとなっている方は、借り過ぎには十分な注意が必要です。年金で生活をしている方ならば、次の年金の支給日に返済をすることも可能かも知れませんが、返済能力を超えるようなお金の借り方は決しておすすめできません。
プランネルの金利は通常の消費者金融と同じ
プランネルの金利は100万円の場合のみは15.0%となっていますが、それ以外の金額の場合は一律18.0%となっています。この金利は、テレビショッピング会社の同系列となる消費者金融であるからといって特別低金利であるということも無く、全く同じレベルと言えるのです。
100万円未満ならばいくら借りても同じ金利となりますので、多く借りれば金利がお得になるとは言えませんよね。そのため、高額の借り入れをすればそれだけ支払う利息も増えることになるため、必要最低限の金額のみ借りることがおすすめとなるのです。
プランネルの返済方式は分割払い
プランネルの返済方式は消費者金融では珍しい分割払い(参考:三井住友カード「分割払い」)となっています。通常はリボルビング方式(参考:三井住友カード「リボ払い」)により毎月の返済額の中からまず利息を支払い、残った金額を元金返済に充てるという方法となっているんです。
それに対してプランネルの返済方式は元金に利息の総額を足した金額を分割する回数で割った金額を返済額として、毎月同じ金額を支払って行くことになります。
分割払いは、初めから完済の時期がはっきりしていることや、毎月同じ金額の支払いであり分かりやすいというメリットはありますが、返済回数が多くなると支払う利息も増えるのでなるべく少ない回数で返済することが大切となるのです。
ただし、プランネルの契約条項には、貸付金の分割返済または利息の支払いが「1回でも遅延した時には、債務の一括払いが必要」と明記されているため、無理な返済計画を立てることはおすすめできません。
例えば、今月は医療費の支払いが多かったなどの理由から、返済に必要な資金を用意できないことがあるかも知れないからです。通常ならば最長6年・72回払いでの返済も可能なのですが、たった1回の返済の遅れでも分割払いの期間は喪失し直ちに債務の全額払いが必要になってしまうため、返済シミュレーションなどで返済計画を立てることが重要となります。
返済方法は振り込みか口座振替となっているので、振り込みを忘れたり口座の残高不足などには十分な注意が必要です。
50万円を超える借り入れには収入証明書が必要
消費者金融でお金を借りる場合には本人を確認する書類の他にも収入証明書の提出が必要になる場合があります。キャッシング会社の判断により収入を確認する目的で給料明細書などの提出を求められる場合もあるのですが、貸金業法でも次のような決まりがあるためです。
- 貸金業者からの借り入れが50万円を超える場合
- 他社との借入れ合計が100万円を超える場合
このように借入の金額により収入証明書の提出が必要になる場合もありますので、事前に確認をしておくと良いでしょう。