アローのフリープラン・借換ローンを利用するお金の借り方
アローは当初、平成12年11月6日に岐阜市で不動産売買や賃貸・仲介・管理などを行う有限会社アローとして設立されました。平成22年に株式会社アローに商号変更し、貸金業登録が完了したタイミングで本店を愛知県名古屋市に移転しました。
現在、中堅消費者金融として営業を続けているアローのお金の借り方には、2つの方法があるのです。使途自由となっているフリープランと、貸金業者(みなし貸金業者を含む)からの債務の借り換えが可能な貸金業法に基づく借換ローンとなっています。
どちらのローンにも共通しているのは、申込み方法と利用条件です。商品の内容には大きな違いがありますが、同じ条件下での借入れが可能であるため、用途に合わせてアローでの借り方を選ぶことができます。
アローには2つのお金の借り方がある
- フリープラン
- 貸金業法に基づく借換ローン
アローのフリープランからのお金の借り方
アローのフリープランは、使い道自由なお金の借り方が選べる商品となっています。給料日までの生活費が足りない、急な出費でお財布がピンチ、冠婚葬祭で必要なお金を捻出したいなどの時にも利用することができるのです。
審査時間は最短45分というスピードであるため、急ぎの時にも対応可能となるでしょう。ただしお金の借り方が振込みキャッシングのみとなっているため、申し込みの時間やその他の事情が影響してくるかも知れません。即日融資については難しい場合もあるでしょう。
アローのフリープランは、最大200万円が利用限度額となっています。金利については15.0%〜19.94%であり、大手消費者金融と比較すると高金利になっているんです。例えば、大手のアコムでは200万円借りる場合には7.7%〜15.0%(実質年率)の金利となっています。(参考:アコム「金利や利息に付いて」)
金利が気になる方は、思い切ってCMでも有名なキャッシングサービスを利用する借り方も視野に入れてみましょう。
アローのフリープランからの借り方と利用条件
- 利用限度額:最大200万円
- 審査スピード:最短45分
- 金利(実質年率):15.0%〜19.94%
- 遅延損害金(年率):19.94%
- 返済方法:@残高スライドリボルビング方式、A元利均等返済方式
- 返済期間(回数):@5年(60回)、A最長15年(2〜150回)
- 担保・保証人:不要
アローの貸金業法に基づく借換ローン
キャッシングアローでは使い道自由となっているフリープランの他に、貸金業者(みなし貸金業者(参考:お金を借りる案内所「みなし貸金業者について」)も含む)からの借金の借り換えができるローンもあります。(銀行やクレジットカードのショッピング枠の借り換えは対象外)
貸金業法に基づく借換ローンは、貸金業法に規定される「個人顧客の利益の保護に支障を生ずることがない契約等」という条件に該当し、貸金業法施行規則第10条の23第1項第1号または第1号の2に基づく商品となっているのです。(借換ローンについての参考記事→ダイレクトワン「お借り換えローン」)
アローで借換ローンを利用するメリットは主に4つあります。
アローの借換ローンを利用するメリットは主に4つ
- 金利の低いローンへ借り換えができるため利息の支払い額を減らせる
- 毎月の返済額を軽減できる
- 新たな担保・保証人は不要
- 段階的に借金を減らしていくことが可能
現在返済中のローンより低金利のローンへ借り換えができるため、支払う利息の総額を減らすことができます。ただし、アローの借換ローンもフリープランと同じように最大200万円までの利用で金利が15.0%〜19.94%となっているんです。前出のアコムの例では200万円までの借入れで7.7%〜15.0%となっています。
複数の借金をまとめることで現在よりも低金利での返済ができる以外に、アローの借換ローンを利用するメリットはないと言えるでしょう。支払う利息が増えてしまい、毎月の返済の負担が増す状況になるのであれば、借金を段階的に減らしていくこともできません。
貸金業法に基づく借換ローンを利用することにより一方的に有利にならなければ、そもそも審査に通ることも不可となるでしょう。
アローの貸金業法に基づく借換ローンからの借り方と利用条件
- 利用限度額:最大200万円
- 金利(実質年率):15.0%〜19.94%
- 遅延損害金(年率):19.94%
- 返済方法:元利均等返済方式
- 返済期間(回数):最長15年(2〜150回)
- 担保・保証人:不要
キャッシングアローからのお金の借り方は2つのローンで共通
キャッシングアローからお金を借りる場合、フリープランと貸金業法に基づく借換ローンのどちらも申込み方法は共通となっています。
アローのお金の借り方は2つのローンで共通している
- インターネットから申し込み
- FAXや郵送で申し込み(アローの公式ページより申込書をダウンロード)
アローには電話申込みでのお金の借り方はありません。インターネットからの申し込み、アローの公式サイトから申込書をダウンロードする方法の2通りとなっているのです。少しでも早くアローからお金を借りたいのであれば、申込みにはインターネットかFAXを利用する以外に方法がありません。郵送の場合にはどうしても数日間の時間がかかってしまいますからね。
キャッシングアローの融資は必要書類の提出後
キャッシングアローで融資を受けられるタイミングは、必要書類を提出した後に行われる審査に通過してからとなるのです。インターネットで申込みする場合には、ホームページ内の書類提出専用フォームが利用できます。
キャッシングアローの申込みに必要なものは以下の通りです。
アローの申し込みに必要なもの
- 身分証明書写し(運転免許証、または健康保険証・パスポート)
- 収入証明書(源泉徴収票(最新のもの) ・確定申告書(最新のもの)、給与明細書(直近2ヶ月分)、その他収入を証明できる書類のうち1点以上)
アローの申し込みに必要なものは、フリープラン、貸金業法に基づく借換ローンで共通となっています。借入希望額に関わらず必要となる書類であるため、申し込みと同時に用意しておくと良いでしょう。
キャッシングアローの審査基準は他社より甘い?
キャッシングアローは「ブラックでも審査に通る」などの評判が、ネットの口コミで多く見られます。確かに、以前まではアローのホームページ内で『過去に自己破産・債務整理された方もまずはご相談下さい!』という文言の表記があったようですが、現在ではそのような言葉は見当たりません。
審査基準の厳しい有名なキャッシングサービスよりも高金利であることは、必ずしも審査の通りやすさを象徴していることにはならないでしょう。アローを利用できない方の条件を見ても、審査基準が特別甘いと感じる要素はありません。
アローを利用できない方の条件
- 24歳以下および66歳以上の方
- 健康保険未加入の方
- 無職の方
- 勤続1年未満(11ヵ月以下)の方
- 現在、他社のご返済が遅れている方
- 自営業者の方で確定申告等年収証明が提出できない方
アローは24歳以下と66歳以上の方の利用は不可となっています。健康保険に加入していない方、勤続1年未満(11ヵ月以下)の方、無職の方も同様に申し込みできません。他社借り入れがある方で現在、返済が遅れている方も審査に通ることはできません。
自営業者の方は確定申告書など年収証明の提出が必要ですが、書類が用意できない場合には申込みできないことになります。
アローからお金を借りる場合の利用条件は、フリープラン・貸金業法に基づく借換ローンのどちらも共通です。